ブラインドサッカーに挑戦
2025年9月18日 12時00分一昨日、2年生スポーツウェルフェアコースの「地域貢献実習」でブラインドサッカーに挑戦しました。講師の先生方から二人一組でのやり取りをいくつか教えていただきましたが、目隠しをした状態で、ペアの友人からの指示とボールから聞こえる音のみを頼りにボールを蹴るのはかなり難しかったようです。私が見学した時は、二人で向かい合った足元にボールを置き、先生の指示する言葉のタイミングでそのボールを足でとる、というゲームをしていました。足でボールをとらえるのが、なかなか難しそうでした。
また、1人が目隠しをし離れた相手に向かってボールを蹴るというやり取りでは、ペアの生徒の指示に従って蹴らなければなりません。自分ではまっすぐ蹴っているつもりでも実際は横に逸れてしまってなかなか思うようにいかず、こちらも苦労していました。
前半にはここにボールを蹴り込むゲームもやりました。
一緒に参加した教科担当の先生は、「それほど動いていないのに、見えていない不安で体がいつもより疲れます。」と言っていました。目から入る視覚情報というものの重要性をあらためて感じた言葉だと思います。ボールを蹴るのに頼りになるのは、自分の耳と仲間の声のみですから、仲間を信頼し思いやることが出来なければ、この競技は上手くいきません。ブラインドサッカーの経験から、友人や周囲の人々に対する自分の心持ちや接し方など、気づいたことや感じたことを大切にしてほしいと思います。