地震防災訓練から
2025年9月11日 08時00分昨日の1時間目に地震防災訓練を行いました。例年、6時間目の時間帯に行っていましたが、暑さ対策もあり、登校してすぐの授業中に地震が発生し校舎内から出火したという想定で訓練を開始しました。地震が発生した際にはまず自分の身の安全を図り、出火場所を避けた避難経路でグラウンド迄速やかに非難する、という一連の流れを、職員、生徒ともにあらためて確認しました。
昨年度はグラウンドで消火訓練を行いましたが、今年はけが人を運ぶ想定での「担架訓練」を行いました。担架というと布に棒が2本とおしてあるものを想像しますが、今回は布製の持ち手が横についているタイプの担架で練習です。生徒たちは腰を痛めてしまわないように太ももに力を入れて持ち上げるといったコツを教えていただき、しっかりと力を合わせて担架を持ち上げ運ぶ練習をしました。
一人でけが人を運ぶ際の方法や担架がない場合には自宅にある毛布でも代用できるといったことも教えていただきました。災害時には、自分の身を守ると同時に、助ける側に回ることにもなります。その時に対処できる知識や技術を身に着けておくことはとても大切なことです。今回の地震防災訓練で学んだことを忘れずに、いざという時にはこの知識を役立てられるようにしてほしいと思います。